安全を守る!有機溶剤作業主任者講習

他の物質を溶かす性質持つ有機物質は、主に塗装や洗浄、印刷など他多彩な分野で使用されており、なくてはならない存在ですが、慎重な取り扱いと注意が求められます。

法律では有機溶剤中毒予防規則が定められており、講習を受け修了したもののうちから作業主任者を専任し、その者に労働者の監督指揮などをさせなければなりません。

そのため、講習を受けずに監督や指揮をすることは違法であると同時に、労働者や作業現場を危険にさらし、法人の信頼を著しく毀損します。

技術技能講習センターでは、有機溶剤を扱う労働現場の監督者向けに資格講習を開催しています。

東京や千葉、神奈川を中心に様々な業種への講習を通して、安全な労働環境を守れます。

講習の主な内容は、健康障害及びその予防措置が4時間、保護具に関してが2時間、作業環境の異改善方法が4時間、関係法令が2時間の合計12時間、受講後に約1時間の学科試験があります。

講習期間は2日間、受講資格は満18歳以上のみとなっており、これから監督・指揮者になる方は必須です。

講習では、技術技能講習センターが用意したテキストを使って進めていきます。

学科試験は、テキスト内容をしっかりと学び、講師の話を聞いていれば合格できる程度の難易度です。

対象となる業種は塗装作業などのある自動車整備工場や化学工場、クリーニング店や印刷会社、医薬品工場などで労働者を管理する立場にある方です。

取り扱いに注意を要する有機溶剤を、安全に使用して労働者の健康と命を守る大切な知識を学べます。